ちょっと酷い文章を書いてみる←こういうの、自己正当化。

http://d.hatena.ne.jp/doubtwayoflife/20050424
沼田さん、すみませんが勝手にリンク貼らせてもらいます。
昨日偶然立ち読みしたミュージックマガジンの批評についての感想が書かれている。
問題の「ミュージックマガジンの批評」はというと、昨今ハタ目にも異常といえるほど菊地成孔氏へのバッシングを展開している(と同時に、年末・年度末などの年間総括コーナーではちゃっかり載せてしっかり部数を確保しているように見受けられる)んだけど、同誌が氏及び大友良英氏の新作に対して、またもやどう贔屓目に見ても悪口・陰口にしか受け取れないような内容を新作レビューで掲載した(大袈裟?とりあえず連中が喧嘩を売ってるのは事実かと…)。
本誌は、本号で第?00号(読前は確認したが読後には忘れてた、気分悪くて)かの記念号だったらしいが、そういう大事な号でこんなことをよく書けるなぁと、今思い返して感心した。読んでる時は「あー、恒例のあのやり方ね。」って感じで読み捨てたくらいで特に意識しなかったけど。
本誌については、よくもまぁここまで多彩に自己正当化手法を揃えられるなぁと度々感心する。もう分かってやってるから救えない。こんな大人にはなりたくない。
それにしても、沼田さんの文章の中で「本誌とは具体的に誰なのだろう。マガジンの編集部員全てがそう思っているのだろうか。その実体が見えない。」と書いた点、これは優しいなぁと感心した。あくまでも担当者を明確化しようという姿勢だ。これ、「最終的にあの文章を投下した責任者以外には罪は無い」なんて粋な受け取り方もできる。当然っちゃ当然なのかもしれないけど、僕が当事者だったらできない対応だな。もう絶対キレてる。いや、当事者じゃないけど、本誌のあの文章に対して僕は勝手にキレた。キレ済。僕は菊地氏の熱烈なファンじゃないし、氏の著書もこの新作も買ってないような蚊帳の外な人間だけど、そんな人間であってもあれは見て黙っていられなかった。具体的に何かできるかわからないからとりあえずこうしてプンスカしておくけど。
あのレビューが話題になって本誌の売り上げが上がるかもしれない。なんだけど、それで売り上げを上げて、一体誰が喜ぶのか全く想像できない。会社の社長?担当者本人?担当者の家族?編集部の人間?本屋さん?菊地氏?大友氏?結局自分自身含め、誰のためにもなってないんじゃないの?

注)最後の「菊地氏?大友氏?」は冗談で付け加えました。あくまで冗談。